Mezzo*

2017
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忸怩
被害妄想などではない わたしはいたって冷静だ 信じなくていい
「青年」というのはいつも 他人の痛みに鈍感で自分の痛みに敏感で
不透明だ きみに信じてもらわなくても一向にかまわない
わたしから目をそらし他方で話すようなひとばかり なぜ
誇大妄想と呼ぶのか さらば もうきみには語るまいよ 二度と
きみも一向にかまわないだろう なぜならきみは誰かを温めたことなどない
わたしは わたしときみ以外の人間になりたい 投影している
蝶のピアスした男の子 あんなふうに笑い あんなふうに愛する
彼のような あんな感性のひとに生まれたかった
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うたひめ

よろこびに心奪われれば
詩の生まれいずることなく
かなしみに溺れてしまえば
隻語もあらわせられぬ

うつくしい詞をつかうとき
わたしは気高くありたい
きたない詞をつかうとき
わたしは汚されたい

窓枠大に切り取られた空なら
すぐに嫌気さすだろう
こらえず外へ駆け出したなら
遠くビルが塞ぐのをみるだろう

むつかしい詞をつかうとき
わたしはうちゅうの哲理を想う
やさしい詞をつかうとき
わたしは愛すべきおとうとを想う

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プラスチックガール

無機物の呼吸が わたしを奪うのよ
ひきさかれる痛みをしらない
つよいこころもよわいこころも
わからないのひとことで済ますから
わたしのプラスチックガール
かわいいねって言われるのよ
天使みたいねって言われるのよ

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ひきょうもの

君が黙って泣くから 僕は見失う
二度と帰らぬ街のしるべを
あの夜 確かに見た
君のなぞかけ 白いけど黒
夜半の窓に蛍光灯 黒いけど白
べたべたと 指紋をつけてみても
背を向け いつしかの忘却へ
僕を拒まない冷たさと
右手にあった自己憐憫
カーテンの向こうに捨てた涙

「ひきょうもの」

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帰路

道端に黒いボールペン
近づけば潰れていた
両の手足は みじんも震えず
潰された青ペンを思いだす

答えなど欲しくなかった
誠実にこたえてくれ
知らぬふりのその他大勢
あんな応えはごめんだ

世界中が敵というのは
幻想めいた想像だけど
僕の世界では 少なくとも
味方という生物はいない

両親がそう言ったし 先生も
たくさんの人がそう言った
誰かが否定したかもしれない
実を言うと覚えていない

無責任な根拠だったね
潰れたのは青いペンだったか
潰されたのは黒いペンだったか
来年の今頃に忘れている

たぶん 誰かが覚えているだろう

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ねぇねぇ

さよなら 受け取られることのない好意
僕はもうくたくただから かわりにうたってよ
愛とか平和とか いろんな綺麗なこと
明日また会えたらいいね いいね

そうだね 挨拶ぐらいはしておきたいかな
君が厭だっていうならまたいつか
僕はいつでもいいんだから 25時だって
寂しいときはいつでも寄り添っていたい

きっと君が寂しいとき僕はもっと寂しい
イヤホンが両耳を塞ぐのは大分つまらないよ
君と分け合って片耳で聞くのがすき
つまらなさそうな君の顔をみるのもすき

君が楽しいとき僕は笑ってなかったけど
にこにこしてるのは気分が良さそうだった
はじまりはそれっぽちの理由だけで
僕は大嘘つきになった ルパンも真っ青

明日から君を探すのやめようかな
きらいになりたいな君のこと 大きらいに
中指突き立ててゲットアウト宣言された日も
僕は君のこと大好きだったけどね

青春の代名詞を君にしよう!
全部合わせて一年分くらいにはなるよ
僕の世界が君を中心に回ってた時間
君にはいちばん嘘をついただろうね

意地悪をしたい 喧嘩したい
君のことステューピッド呼ばわりしたら
なんて顔するかな でも別にいいよ
僕が怖いのはこっち向いてくれないこと

いつだって僕にとっては突然で
いつだって君にとっては必然だ
だから噛み合わないことくらい知ってた
先延ばしにしようとやっきになって

結局のところ 僕のこときらいになったの?

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供述


ずっと、忘れるくらい埋まっていたかった。今生の別れではないのだからと諭されると余計に混乱する。確かに、そこにあったのは、幾百の今生の別れ。それから、わたしの夢の終わり。愛の終わり。多くの人は青春と呼んだかもしれない。

愛しているから赦されるとは思わないが愛以外の理由なくして赦すこともできない。愛そうとすることを諦められやしなくとも今しばらくは戦線離脱をはかれれば上出来と呼ぶ。結局のところわたしと彼女は互いに触れてさえいなかった。感情の誤解というのはある程度の理解に成り立っているものと仮定して、それならわたしは彼女を少しでも理解できていただろうか。これから離れていくだけになるのに、分かり合えていたかすらあやふやというのはとても心許なくさびしい。そして同時にさびしそうな面影をみせない彼女をうらやましく思った。

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